キャンプギアの収納問題を解決!賃貸OKのDIY棚でスッキリ整理する方法

DIYの記録
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こんにちは、シンコです。

キャンプを続けると、どんどんギアが増えていきますよね。我が家でも最初は少しずつギアをそろえていったのですが、収納場所がすぐに足りなくなりました。

押し入れや納戸に無理やり押し込むことで一時的に片付けられましたが、使いたいときに家中を探す手間がかかり、結果的に車に積みっぱなしにしてしまうギアが増えていきました。

そこで思い切って、大きな収納棚をDIYで作ることに。この記事では、賃貸でも安心して作れるDIY棚の具体的な作り方と、収納力をアップさせるためのポイントをx詳しく紹介します。

初心者でも取り組みやすいステップを解説していますので、ぜひ参考にしてください!

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収納棚を作るための設計ポイント

縦向き収納で取り出しやすさを重視

キャンプギアは大きさも形も様々で、収納に工夫が必要です。特にポールやマット類などは、横向きに収納すると奥の物が見えにくく、取り出す際にも手間がかかってしまいます。そのため、棚を設計する際は奥行きを生かした縦向き収納にこだわりました。

60cm以上の奥行きを確保することで、ポールやマットはもちろん、テントやクーラーボックスも縦に収納できるようになり、効率的で見やすい収納が可能になります。こうすることで、どこに何があるか一目瞭然。探す手間も省けます。

天井近くまでフル活用!収納力を最大限に

テントや大きな収納ボックスなど、かさばるキャンプ用品をしっかり収めるためには、高さも重要です。今回は天井まで棚を伸ばし、空間を最大限に活用することにしました。柱は「ラブリコ」というDIYで人気のアイテムを使用し、賃貸住宅でも安心して突っ張り棚を作れる設計です。

ラブリコを使えば、床と天井の間にしっかりと2×4材の柱を固定できるため、安定性が抜群。地震などの揺れにも強く、棚が倒れる心配がありません。また、柱を使ったDIYなら、賃貸の壁や床に穴を開けることなく棚を作れるため、引っ越しの際も元の状態に戻せます。

手持ちのギアに合わせたカスタマイズ設計

収納棚は「どれだけ物を収められるか」も大切ですが、「使いやすさ」にも気を配りたいところ。そこで、我が家で使用している無印良品の頑丈収納ボックスや大型テント「ピルツ15 TC」に合わせて、棚板の高さや間隔を調整しました。

収納する物に合わせて設計することで、デッドスペースを作らず効率よく整理できるのがDIYの強みです。

DIY棚の作り方:ステップバイステップ

棚は以下のステップで作成していきます。

  1. 設計図の作成
  2. 柱となる2×4材の準備
  3. 幕板、幕板つなぎの準備と取り付け
  4. 棚板の準備と貼り合わせ

設計図の作成

まずは簡単な設計図を手書きで作成しました。今回は、ツーバイ材(2×4材)とワンバイ材(1×4材や1×2材)を使ったシンプルな構造です。設計の際には、収納したいギアのサイズを測り、それに合わせた奥行きや高さを決めていきます。

4本の柱の外側に幕板を取り付け、真ん中に強度アップのための幕板つなぎも設置しました。
また、費用を抑えるために、棚板はワンバイ材を貼り合わせる形にしました。各材の長さも、通常6フィート(約183 cm)で販売している木材から切り出しやすいように、 柱以外は60 cmまたは90 cmになるようにしました。

柱となる2×4材の準備

次に、天井の高さに合わせて2×4材をカットします。ラブリコを使うため、床から天井までの高さよりも9.5cm短く切断しました。このカット作業は手動ノコギリでも可能ですが、電動ノコギリがあるとよりスムーズに進みます。

カットした2×4材には、オールドウッドワックスを使用して塗装しました。このワックスは、木材の保護と塗装が同時にでき、臭いが少なく室内作業に最適です。乾燥も早いので、作業時間を短縮できるのがメリットです。

色は「ラスティックパイン」を選び、キャンプギアに合う自然な風合いに仕上げました。

塗った後はこんな感じになります。

幕板、幕板つなぎの準備と取り付け

次に、1×2材をカットして幕板を作ります。これも柱同様に塗装してから、柱に固定していきます。今回は天井まで届く棚なので、かなりの分量になりました。これらにサンダーをかけるのが、今回の製作で一番大変でした…。

次に、幕板を取り付ける位置で、柱に印を付けます。

幕板は棚全体の強度を高める重要なパーツです。柱にボンドで仮固定し、その後に木ネジでしっかりと固定。高さを調整しながら取り付け位置を決め、柱同士をしっかりとつなぎます。

その後、柱を立ち上げてラブリコを軽く締めて仮固定し、残りの幕板を固定していきます。

幕板つなぎを幕板に固定します。ボンドで固定する時に、クランプが役に立ちました。

これにも木ねじを打ち込んで、棚の骨組みが完成しました。この骨組みを設置したい場所まで移動し、柱に設置しているラブリコをしっかり締めて安定させました。

棚板の準備と貼り合わせ

次に棚板の準備を始めます。柱の部分を避けるように一部の板に切れ込みを入れます。

確認のために仮組みをしてみました。うまく柱を避けて棚板を敷けそうです。
(一部の板だけワックスを塗布済みだったため、色の違いがよく分かります。)

柱や幕板と同様に、棚板の木材も全てワックスを塗布します。

その後、幕板の上に棚板を敷き詰めていきました。棚板と幕板を木ネジで固定しようと思いましたが、ボンド接着だけで問題なさそうでしたので、ボンドだけ使いました。

これで完成です!

完成!収納力抜群のDIY棚にさっそくギアを収納

DIY棚の製作には、木材準備を含めて約1.5日かかりましたが、オールドウッドワックスの速乾性により、塗装作業もスムーズに進められました。もしニスやペンキを塗っていたら、さらに作業時間が長くなったと思います。

完成した棚にキャンプギアを収納すると、縦向き収納の効果で整理しやすく、どこに何があるか一目で分かるようになりました。これで、キャンプ準備や片付けがずっと楽になります。


まとめ

キャンプギアの収納に困っている方に、ぜひ試してほしいのがこの賃貸OKのDIY棚。ラブリコを活用すれば、賃貸でも安心して大きな棚を作ることができます。縦向き収納を取り入れることで、スペースを効率的に使い、整理整頓も簡単に。この記事を参考に、ぜひDIYに挑戦してみてください!

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