子供と一緒に行く日本MotoGP!観戦前に知っておきたいポイント ~ファミリーで3日間観戦して分かったこと~

2022年9月
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こんにちは、シンコです。

日本でも人気の高いモーターサイクルの最高峰 MotoGP (モトGP)。2022年の大会をフル観戦した経験から、子供たちにも楽しめるアクティビティやレース中の楽しみ方など、MotoGPを楽しむためのヒントをご紹介します。

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観戦前に事前準備: まずは日程確認と駐車場チケットの確保から

子連れでmotoGPを楽しく観戦するためには事前準備が重要です。まずは観戦する日程とチケットの種類の確認から。

観戦者の多くは自家用車やバイクでmotoGP会場に行くと思いますが、その場合は観戦チケットと駐車場チケットが必要です。観戦チケットはVIPシートなどの特別な観戦チケット以外であれば余裕をもって購入できますが、駐車場チケットは場所によっては激しい争奪戦が繰り広げられます。

2022年の9/23~25に開催された日本GPでは、観戦場所や駐車場の場所はこんな感じで設定されていました。事前購入できるチケットは基本的に3日間通しで使えるものでした。

オーバルコースの駐車場は夜間駐車ができないので、テントを張らない車中泊の場合は、コースサイドキャンプステイ、V字オートキャンプサイト、S3駐車場、R1駐車場からの選択でした。我が家は車中泊で3日間フル参戦の予定だったので、最初はコースサイドキャンプステイ駐車券を狙っていました。
キャンプ人気が過熱する中、人気キャンプサイトを定期的に押さえてきた身としては正直なめてかかっていましたが、予約開始と同時に瞬殺で、ボタンを押すまもなく売り切れてしまいました…。

あわてて車中泊可能な指定駐車券としてS3駐車場のチケットを押さえましたが、これもしばらくしたら売り切れになっていました。人気がすごい…。

S3駐車場はホンダミュージアムの隣に位置します。

駐車場の目の前にあるトイレは結構きれいで、簡易的な水道も設置されていました。ただ、屋根などは特になく、トイレ利用者が手洗いをする場所なので、車中泊の食器などを洗うのは勇気がいりそうだと思いました。

観戦チケットの購入: それぞれの観戦エリアの特徴

レースは観戦エリアによって見え方が大きく変わるため、しっかりレースを楽しむためには各エリアの特徴を踏まえた選択が重要です。特に子供連れの場合、広大なモビリティリゾートもてぎの中を歩き回るだけで早々に疲労の限界を迎えるため、駐車場からのアクセスやトイレ・飲食店などの設備の充実度もふまえて、できれば事前に拠点とするエリアを決めておく方が安心です。

チケットは大きく分けて指定席観戦券と自由席観戦券の2種類があります。

基本的にビジョンが見えるシートは指定席観戦券が必要となります。ただし、上のマップのA, Z, G, V字コーナー席は3日間の最初の1~2日目は自由席になるので、指定観戦券がなくても入れました。(S席とVIP席は3日間通して指定席、V席は2~3日目が指定席でした)

自由席からはビジョンがほぼ見えないためは、熟練した観戦者でないとレースの全体像を把握することが難しいと感じました。目の前を疾走するバイクの迫力を感じるのはもちろんですが、レースの状況をビジョンや音声で伝えてくれる方が分かりやすく、特に子供にとっては楽しみやすいと思います。

我が家は初参加ということで自由席観戦券をチョイスしましたが、次回からは指定席観戦券の購入を検討しています (お値段ははりますが…)。VIP席意外であれば、自由席観戦券でも指定席席観戦券でも開催直前の時期まで購入できました。

我が家が回った観戦エリアの写真も載せておきます。

こちらはA席から見た様子。コースからはだいぶ遠いですが、ビジョンがあるのでレースの様子はよく分かります。また、中央エントランスに近いので、出店やモビリティリゾートもてぎパークのアトラクションを楽しむには便利な場所でした。

こちらはG席からの眺め。コースに近く90度カーブが目の前なので、迫力あるブレーキングや勝負が楽しめそうです。ビジョンもあるのが◎。

V字コーナー席もパッシングポイントのど真ん前なので人気でした。でも場所によってはビジョンが見えにくそうでした。

コースサイドキャンプステイの目の前がこちら。コースに一番近く感じましたが、直線コースなのでマシンはあっという間に通り過ぎていきます。爆音がすごかった…。

コースサイドキャンプステイを通り過ぎたヘアピンカーブがこちら。自由席も設けられていないので、見るとしたら立ち見になります。

我が家が3日目の決勝を見たのはバックストレートの自由観戦エリア。広い芝生の斜面だったので、特に場所取りをしなくても余裕をもって見れたのが良かったです。ちょっと遠いですが、90度カーブも視界に入れることができました。

芝生斜面の上には出店もあり、トイレもたくさん設置されていたので、子連れで長時間過ごしても安心でした。

子供向けのエンターテイメントプログラムをチェック!

大迫力のレースを見に来ているとはいっても、3日間ず~っと集中して観戦するのは子供にとってはちょっと酷です。レースの合間や観戦に疲れた時には、うまく他のエンタメを入れて子供の気分を盛り上げられると、親も心安らかに過ごせます。

パークエリアのアトラクション

観戦チケットを購入すると、モビリティリゾートもてぎのパーク内アトラクションが3日間全て無料で楽しめる、という嬉しい特典があります。motoGP期間中の3日間は子供の来場者率が下がるため、アトラクションの行列もほぼなくなり楽しみ放題です。
正面エントランスの目の前にパークがあるので、ここへのアクセスを考えながら観戦場所を決めた方が良いかもしれません。

子供限定のイベント

大会期間中は子供限定のイベントがいくつか開催されます。
上述のパークエリアのアトラクションでは、大会期間中にミニバイクレースの記録勝負が行われます。ピットウォークでは子連れ限定の回があり、チームのメカニックやレースマシンをじっくり見ることが出来ます。この他、各メーカーが出しているブースで子供限定の催しを実施しているところもありました。

家族の写真撮影スポット

中央エントランス付近には各メーカーのオブジェクトが用意されており、お気に入りのライダーパネルの前で写真が撮れます。会場内にはヘルメットやタイヤ、レプリカマシンが飾られていたり、レーシングスクールやバイク試乗体験もあるので、バイクに乗った家族写真を撮ることもできます。

我々が写真を撮っている時に、ちょうどアプリリアフォーラムの記者が子供の写真を撮ってくれました。果たしてフォーラムに使われたのか…気になるところです。

おいしいご飯

motoGP会場では多くの出店が出ているので、世界中の料理が味わえます。日本食から、イタリアン、中華料理、メキシカン、そして、アメリカンスタイルのバーガーやホットドッグなどもあります。
飲み物も豊富で、ビール、ワイン、ソフトドリンクなどが揃っています。また、スイーツも充実しており、かき氷やアイスクリーム、チョコバナナなどがあります。
レースを観戦しながらの買い食いもmotoGPの醍醐味の一つです。普段は「これ食べた~い」という子供に「だめ~」と言うことが多い我が家も、レース期間中はだいぶ財布の紐がゆるかったです。

レース中に使用できるおすすめグッズ

子連れ家族でmotoGPを楽しむには、いくつかのおすすめグッズがあります。

イヤーマフ (ノイズキャンセリング用)

これは我が家が持っていかなくて大後悔したものです。間近に聞くレースバイクの爆音はこれまでに聞いたことがない音量だったので、子供達は最初慣れるまでプチパニックでした。私も少し頭が痛くなるくらい…。慌てて会場で耳栓を買いましたが、今度は子供の耳の穴が小さくて入らず大苦戦しました。
次回からは絶対持っていこうと思っているグッズです。

タブレットやスマホ

レース観戦中はしょっちゅう待ち時間が生じます。毎回パークエリアに遊びに行けばいいのですが、歩き疲れていると遊ぶのもおっくうになり、子供が文句を言い始めます。そういう時にはやっぱり面白い動画を見せられるものがあると便利です。
ビジョンが見えない席で観戦する場合は、タブレットがあればレースのLIVE映像を見ることもできます。我が家はmotoGPのLIVE映像を配信しているHuluに加入していたので、映像と目の前のレースを同事に観戦してました。モバイルバッテリーも忘れずに。

熱中症対策グッズ

秋とはいえ晴れた時の日差しはとても強いもの。レース観戦中は日差しを遮る場所がないので、帽子や日傘、塩分補給剤、飲み物を冷やせる保冷バックなど、熱中症対策を用意して臨んだ方が良さそうです。
帽子はお気に入りのメーカーのオフィシャルグッズをその場で購入するのもありです。

双眼鏡/オペラグラス

観戦用の双眼鏡もあると便利です。遠くを走っているバイクを拡大して見れますし、パドックエリアで選手やチームの様子を見ることもできます。

チケットホルダー

家族全員のチケットを管理するためには、チケットホルダーを使ってそれぞれが首にぶらさげておくのが一番楽です。ゲートの入場時やパークのアトラクション利用時に見せやすいですし、雨が降ってもチケットが濡れるのを防げます。
本当は2022年大会オリジナルのチケットホルダーが欲しかったのですが、早々に売り切れてました。

雨天対策・防寒対策グッズ

日本のmotoGPは秋に開催されるため、天気が心配なこともあります。我々が参加した2022年も台風直撃でした。もし雨天になってしまった場合でも子供連れで楽しむために、レインウェアは必ず用意した方が良いです。傘をさしての観戦は、周囲の視界を遮ったり事故を引き起こす危険性があるので原則禁止です。また、移動時も他の観戦者の迷惑になることがあります。
できればレインコートよりもセパレート式のレインウェアの方がおすすめです。パークのアトラクションも楽しみやすく、濡れたベンチにも座りやすいです。

雨が降ると一気に気温が低くなるので、保温機能のある水筒を用意して温かい飲み物を入れられるようにしたり、1枚余分に羽織れるようなものを用意しておくと安心です。

車中泊・テント泊なら要注意!結構深刻なお風呂問題

例年の日本GPでは、場内のモビリティリゾートもてぎホテル内の「もてぎの湯」を利用することが一般的です。来場者に対してお風呂のキャパが小さすぎるため、入場制限がかかり2時間待ちになるケースもあるようです。

さらに2022年は感染対策のため、レース関係者とモビリティリゾートもてぎ内の宿泊施設利用者 (ホテルと森と星空のキャンプヴィレッジ)以外は「もてぎの湯」を利用できませんでした。会場近辺に宿泊する観戦者の多くは車中泊やテント泊なので、そういった人たちはいったんレース場の外に出てお風呂に入って帰ってこないといけない、ということになります。

会場に一番近い温浴施設は、車で25分ほどの「ごぜんやま温泉保養センター 四季彩館」です。我が家もここを使ったのですが、お風呂難民が殺到したため、特に男湯は芋洗い状態だったそうです。主人と長男は浴槽につかることはあきらめ、シャワーで体を洗って帰ってきたそうです。

来年は「もてぎの湯」が使えるようになっているかもしれません。その場合、「もてぎの湯」が芋洗い状態になるので、やっぱり我が家は「ごぜんやま温泉保養センター 四季彩館」の方に行くかも…。

以上、私たちファミリーが3日間にわたって日本MotoGPを観戦した経験を通じて、観戦前に準備したり対策を練っておいた方が良い思うことを書いてみました。年に1度の大イベントで、単にレースを見るだけではなく、様々な楽しみ方があると思います。子連れならではの注意点もあると思いますが、ぜひ日本MotoGPでたくさんの思い出を作り、家族で一緒に楽しんでいただければと思います!

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